低学年のうちにやっておきたいこと

子どもの脳の成長を考慮すれば、小学生に受験勉強させるのは可能性を奪うことになりかねません。

なぜなら、低学年のうちから塾通いをし、複雑な計算ができるようになるよりも、この時期に経験すべきことは他にあるからです。

一番は自然からの学びです。感受期には様々な五感の刺激を与えた方が良いとされており、人工物からよりも自然からの刺激の方が圧倒的に強く、バリエーションも豊富です。

そして、自然法則があらゆる事象を理解する土台にもなるからです。子どもが自然法則を身体で理解しているかが学びの基盤になります。

例えば、高いところに登って全体を眺めるような経験をした子は、物事を抽象化したり、全体を俯瞰して捉えて理解することが早くなります。

ものが落ちる、ものが移動する、ものが見える自然の法則を子どもは理論より先に身体で覚えるのです。

こういう体験を積み重ねておくと、子どもは想像できる幅が広がり、座学など勉強にも意味や楽しみを見出せるようになります。

だからこそ幼少期の外遊び、運動はとても大切なことなのです。

発達心理学者のジャン・ピアジェは、脳の発達は動物的な知能をつかさどる旧皮質が充分に発達したのちに人間的な知能をつかさどる新皮質が効率的に発達すると言いました。

子どもの土台として、まず存分に自然に触れて身体で経験させておくことが、その後の学びや人間性の土台になるようです。

最近は子どもの外遊びの制限が多く、またゲームなどにより、昔のような外遊びができません。だからこそ、子どもとの外遊びを意識して確保する必要があるのです。

Awesome!キッズ体操教室では、野外活動を通して子どもたちが自然から学ぶ時間を大切にしています。

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