知能と運動は関係あるの?【子ども習い事】

「子どもに学力を高めてもらいたい」と思う親御様は多いかと思います。

子どもたちが学力を高める手段としてよく聞くのが「塾に行かせる」です。

学力に直結する習い事をさせる熱心な親がたくさんいます。

しかし、実は学力は勉強したからといって単純に直線的に伸びていく訳ではないそうです。停滞したり、はたまた急激に伸びたり、落ちてしまうこともあります。

学力を伸ばすために一番大事なことは、実はその学力を構成している力を伸ばすことです。

学力を構成している力とは、私たちが持っている知能のことです。

知能は一つではなく複数あると、ハワード・ガードナー氏が提唱する「多重知能理論」という考え方が普及しています。

多重知能理論における知能の種類は大きく分けて8つあります。

1.対人関係の知能

2.論理・数学的な知能

3.記憶する知能

4.空間を認識する知能

5.振り返る知能

6.言語の知能

7.身体活動の知能

8.音楽・リズムの知能

上記で挙げたそれぞれの知能は、どのような要因によって高められ、学力につながるのでしょうか。これまではIQが学力に密接に関わっているのでは?という考えが主流でしたが、最近では、IQよりも「実行機能」が学力に直接繋がっているということがわかってきています。

「実行機能」とは、目的を達成するための思考や行動をコントロールして突き進む力のことです。

そして、この「実行機能」は、子どもの体力や運動能力によって高められることがわかってきています。

「実行機能」を構成しているのは、

1.「集中維持の力」・・・今やるべきことにしっかりと集中力を持続させる力

2.「ワーキングメモリー」・・・情報を一時的に保持して、やるべきことを進めていく力

3.「認知的な柔軟性」・・・状況に応じて考え方や思考を柔軟に切り替える力

この3つが実行機能を構成し、知能、学力と密接に関わっているのです。

つまり、幼少期はとくに学力を構成する基礎、実行機能と知能を身につけることが特に大事なのです。

それを身につけることができるのが運動です。

ただし、一時的な運動によって一気に高まるものではなく、習慣によって徐々に高められていくものです。

幼少期は塾に通わせる前に、まずは学力の基礎となる実行機能や知能を伸ばすために運動を始めてみませんか?

さらに幼少期の運動は心身ともに子どもの成長にとって大きな効果をもたらします。さらには自己肯定感も高めることができますので、是非子どものうちから運動を習慣的に行うことがお勧めです。

ただし、昔のように近くの公園や外で遊ぶ機会が減っている現代は、子どもたちの安全面なども含め、習い事をすることをお勧めします。

Awesome!キッズ体操教室では、100種類以上の様々な運動遊びを行っており、子どもの非認知能力を養いながら、運動能力を伸ばしています。

興味のある方は、是非一度お気軽にお問い合わせください!