子どもは産まれてから最初に「動く」ことで学びを増やしていきます。
産まれたばかりの体は、思い通りに動きませんし、自分の思い通りに動かすために脳からの指令を受け取って筋肉を正確に動かすことが必要なので、たくさんの練習が必要になります。
そして、少しずつ動かせるようになったら、真似をするようになります。真似をするようになると言葉を覚えていきます。
子どもが成長するためには、まず「動く」ことが大切なのです。
子どもは我慢することが苦手なので、まず動こうとします。それから成長する中で、徐々に動きを止めるということを学んでいきます。
動くからこそ、止めることが身につくのです。この動→静を順番に学ぶことが大切です。いきなり止めることを覚えていくと「動く」ことができない子に育ってしまいます。
これは脳の神経の発達を見るとよくわかります。脳の神経には、興奮系の神経と抑制系の神経の2種類があります。まず興奮系の神経が発達したのち、抑制系の神経が発達していきます。
子どもの成長に合わせて、まずは動くことを大切にして、思いっきり動ける環境を作ってあげましょう。その次に動きを止められるように学んでいきます。
我慢することも大切ですが、先に「我慢」をすることを教えて子どもの頃から厳しく躾をしてしまうと、子どもは親が大好きなので、言われたと通りにしようとします。
親の言うとおり動くようになりますが、小さい頃から言うことを聞く子どもは良い子に見える一方で、発達面からすると必ずしもそうではありません。
自我が芽生えてきた時に自分の感情をコントロールできなくなってしまい、激高してしまったり、取り返しもつかないことをしてしまうかもしれません。
しっかりと「動いて」それを適切に止める練習をすることが大切なので、止めることばかり重視した日常を送るのはよくないのです。
Awesome!キッズ体操教室 三鷹校では、子どもが思いっきり動ける環境で、身体を思いっきり動かしてもらいながら、成長の過程で止まることも教えていきます。
しかし、個々の成長具合がありますので、成長に合わせて声かけや指導をするように心がけています。
興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせください!